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ID:285
作成日: 2022/02/10

CC信号とは何ですか? なぜCC信号が必要なのですか?

カテゴリ SDK-AcapLib2  AIPTool   Camera Link ボード CameraLinkカメラ全般
対象製品 APX-3302シリーズ APX-3323シリーズ APX-3324シリーズ APX-3326シリーズ

CC信号(Camera Control信号)とは、CameraLink対応ボードからカメラに出力し、露光を制御するための同期信号の事です。このCC信号はCC1、CC2、CC3、CC4の4つのCC信号が存在します。
このうち、一般的な産業用のカメラはCC1を用いて露光の制御を行います。

具体的にどのように露光制御が行われているかを以下の構成例を用いて説明します。

[構成例]

CC信号と外部トリガ信号

上記の構成の場合、以下の順番で撮像が行われます。

1 被写体がセンサーを通過する。
2 センサーからボードに外部トリガー(TTL信号等)が入力される。
3 外部トリガを受けたボードはカメラに対してCC信号(CC1)を出力する。
4 CC信号を受けたカメラは露光を開始し、撮像した画像データをボードに出力する。


もし、ここでセンサー(外部トリガ)を用いたとしても、カメラがフリーラン(CC信号を使用しないで自走するモード)で動作していた場合、各フレームの撮像タイミングを制御できないため、以下の図のように撮像位置がバラバラになります。このような問題を避けるため、CC信号(同期信号)が必要になります。

撮像タイミング



なお、CC信号、露光制御、外部トリガについては、
以下のリンク先に設定方法のFAQや技術資料がございますのでこちらもご活用ください。

[関連FAQ]
Step3 CC / Strobe SetupのExposureやCycleとは何ですか?

AIPTool上でStep3のExposureの値を変更しても露光時間が変わりません。また、設定IDのACL_ACL_EXPOSUREを使用しても同様に変わりませんでした。なぜですか?

AIPTool上でStep3のCycleの値を変更してもフレームレートやラインレートが変わりません。


[技術資料]
カメラ接続のためのボード設定方法(露光制御編)
-AIPToolを使ってカメラと同期撮像を行おう-

カメラ接続のためのボード設定方法(外部トリガ編)
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