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ID:373
作成日: 2023/02/06

デバイスマネージャ上で仮想COMドライバに「!」マークが表示される、又は仮想COMツールで「このデバイスにドライバーを読み込めません」と表示されます。正常に動作させるにはどうすればよいですか?

カテゴリ SDK-AcapLib2 
対象製品 APX-3302シリーズ  APX-3323シリーズ  APX-3324シリーズ  APX-3326シリーズ 

仮想COMドライバのインストール又は設定を行った際に、ご使用の環境によっては以下の現象が発生する場合があります。

[症状1]デバイスマネージャ上で仮想COMドライバ(AVALDATA Virtual COM Port)に「!」マークが表示される。
[症状2]仮想COMツール上で「このデバイスにドライバーを読み込めません」と表示される。



[症状1]デバイスマネージャ上で仮想COMドライバ(AVALDATA Virtual COM Port)に「!」マークが表示される。

デバイスマネージャ上で仮想COMが認識しない

※英語OSの場合は、「Windows cannot load the device driver for this hardware. Thedriver may be com corrupted or missing. (Code 39)」と表示されます。


[症状2]仮想COMツール上で「このデバイスにドライバーを読み込めません」と表示される。

仮想COMツールで認識しない


上記いずれかの現象が発生した場合は、
次の2点の確認を行い現象が改善するかご確認ください。

[確認1]メモリ整合性設定をオフに設定する
[確認2]管理者権限で仮想COMの再設定を行う



[確認1]メモリ整合性設定をオフに設定する
1. Windowsスタートメニューの右側に表示されている検索ボタンをクリックします。

検索ボタン


2. テキストボックスに「コア分離」と入力します。
予測変換によりコア分離/システム設定が表示されますのでクリックします。

コア分離を検索する

3. コア分離の設定画面が表示されます。メモリ整合性がオンに設定されている場合はオフに設定します。
オフに変更した際に、ユーザーアカウント制御のメッセージダイアログが表示されますが、「はい」を選択して再起動を行って下さい。

コア分離設定

※BIOS上で仮想化機能(Intel Virtualization TechnologyやSMV Modeなど)をOFFに設定している場合は、「ページを使用できません。アクセスしようとしているページは、サポート察されている機能がなく、使用できません」と表示されます。この場合は既にコア分離のメモリ整合性がOFF状態となりますので設定が不要となります。




[確認2]管理者権限で仮想COMの再設定を行う
1:以下リンク先の手順にて仮想COMのリリースと削除を行います。
https://faq-avaldata.dga.jp/faq_detail.html?id=272

2: Windowsのスタートメニューより、AVALDATA SDK-AcapLib2のavdCOMmngを右クリックします。
次に管理者として実行を選択後、仮想COMの再設定を行います。
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