カテゴリ |
AcaPy Ver.1.2.0以降(AcapLib2 Ver.8.3.1以降)より、アバールデータ製のGigEカメラが使用可能です。
※GigEカメラを使用する際は、ファイアウォールを無効にするか、ファイアウォールによるアプリケーションの許可を行ってください。
AcaPyを用い、GigEカメラの画像を撮影する最小限のプログラムを以下に示します。
|
AcaPyでGigEカメラを使用するには、"GigE"の文字列を指定して、AcaPyクラスをインスタンスします。
|
複数台のGigEカメラを使用する場合は、"GigE"の文字列の次にIndex番号(1, 2, 3・・・)を指定します。
|
Index番号を指定する方法は、プログラムの起動後、毎回、同じカメラを使用するとは限りません。
使用するカメラを固定する場合は、IPアドレスの文字列を指定してインスタンスします。
|
事前に接続されているカメラ一覧のリストを取得し、リストのアイテムを指定して、インスタンスすることも可能です。
|
get_camera_list()メソッドで取得されるリストは、
(GigEカメラのIPアドレス、Ch番号、カメラ名、カメラのシリアル番号)
のタプルのリストです。
GigEカメラを指定してAcaPyクラスをインスタンスした場合、AcaPyクラスのwidth, height, camera_bit の各プロパティの値は、カメラより取得します。
AcaPyクラスのインスタンス後、is_openedプロパティを参照し、カメラが認識されたか確認を行います。
is_openedプロパティの値が True のとき、カメラは認識しています。
|
PCの起動直後や、カメラの電源投入直後は、カメラが認識されない場合がありますので、ご注意ください。
カメラ画像を1枚取得するには、snap()メソッドを用います。
|
取得した画像(frame)は、OpenCVと同じnumpyのndarray形式となります。
画像を連続的に撮影する場合は、grab()メソッドを用いますが、詳細は下記のページを参照ください。
連続画像取込(Grab)サンプルプログラム
使用が終わったAcaPyクラスオブジェクト(capture)は、release()メソッドにより、解放処理を行います。
|
Now Loading...