CameraLinkカメラでのトリガ同期で撮像するための設定手順を以下に示します。
(1)撮像開始トリガ
※撮像開始トリガを設定した場合は、以下に示す撮像終了トリガも設定する必要があります
設定項目 |
コマンド |
設定値 |
概要 |
トリガセレクタ |
trg-selector |
0 |
AcquisitionStartトリガ |
トリガソース |
trg-source |
32 |
Line0信号 |
トリガアクティベーション |
trg-activation |
0 |
信号の立ち上がりでトリガ有効 |
トリガモード |
trg-mode |
1 |
トリガ有効 |
trg-selector 0 OK> trg-source 32 OK> trg-activation 0 OK> trg-mode 1 OK> |
(2)撮像終了トリガ
設定項目 |
コマンド |
設定値 |
概要 |
トリガセレクタ |
trg-selector |
1 |
AcquisitionEndトリガ |
トリガソース |
trg-source |
34 |
Line1信号 |
トリガアクティベーション |
trg-activation |
0 |
信号の立ち上がりでトリガ有効 |
トリガモード |
trg-mode |
1 |
トリガ有効 |
trg-selector 1
OK> trg-source 34 OK> trg-activation 0 OK> trg-mode 1 OK> |
2. 撮像期間トリガ
カメラの撮像開始/終了トリガをLine0信号で制御するトリガ設定を示します。
設定項目 |
コマンド |
設定値 |
概要 |
トリガセレクタ |
trg-selector |
2 |
AcquisitionActiveトリガ |
トリガソース |
trg-source |
32 |
Line0信号 |
トリガアクティベーション |
trg-activation |
3 |
Highレベルの間トリガ有効 |
トリガモード |
trg-mode |
1 |
トリガ有効 |
TeraTermの場合、以下コマンドを実行して下さい。
trg-selector 1 OK> trg-source 32 OK> trg-activation 3 OK> trg-mode 1 OK> |
カメラ設定ツールの場合、以下の設定をして下さい。
(1)露光開始トリガ/内部露光
exposureコマンドで指定した時間、露光を行います
設定項目 |
コマンド |
設定値 |
概要 |
トリガセレクタ |
trg-selector |
5 |
ExposureActiveトリガ |
トリガソース |
trg-source |
32 |
Line0信号 |
トリガアクティベーション |
trg-activation |
0 |
信号の立ち上がりでトリガ有効 |
露光モード |
exp-mode |
0 |
内部露光 |
トリガモード |
trg-mode |
1 |
トリガ有効 |
trg-selector 5 OK> trg-source 32 OK> trg-activation 0 OK> exp-mode 0 OK> trg-mode 1 OK> |
(2)露光開始トリガ/外部露光
がHighの期間、露光を行います
設定項目 |
コマンド |
設定値 |
概要 |
トリガセレクタ |
trg-selector |
5 |
ExposureActiveトリガ |
トリガソース |
trg-source |
32 |
Line0信号 |
トリガアクティベーション |
trg-activation |
3 |
High Levelの期間トリガ有効 |
露光モード |
exp-mode |
1 |
外部同期(トリガ幅同期) |
トリガモード |
trg-mode |
1 |
トリガ有効 |
TeraTermの場合、以下コマンドを実行して下さい。
trg-selector 5 OK> trg-source 32 OK> trg-activation 3 OK> exp-mode 1 OK> trg-mode 1 OK> |
カメラ設定ツールの場合、以下の設定をして下さい。
(1)露光開始/内部露光
exposureコマンドで指定した時間で露光を行います
設定項目 |
コマンド |
設定値 |
概要 |
トリガセレクタ |
trg-selector |
5 |
ExposureActiveトリガ |
トリガソース |
trg-source |
64 |
CC1信号 |
トリガアクティベーション |
trg-activation |
0 |
信号の立ち上がりでトリガ有効 |
露光モード |
exp-mode |
0 |
内部露光 |
トリガモード |
trg-mode |
1 |
トリガ有効 |
TeraTermの場合、以下コマンドを実行して下さい。
trg-selector 5 OK> trg-source 64 OK> trg-activation 0 OK> exp-mode 0 OK> trg-mode 1 OK> |
カメラ設定ツールの場合、以下の設定をして下さい。
ボード側の設定は、 AIP Toolより『Setup』ボタンを選択後、『Cycle(usec)』でCC信号の周期を
設定する事が可能です。
(2)露光開始トリガ/外部露光
露光を行います
設定項目 |
コマンド |
設定値 |
概要 |
トリガセレクタ |
trg-selector |
5 |
ExposureActiveトリガ |
トリガソース |
trg-source |
64 |
CC1信号 |
トリガアクティベーション |
trg-activation |
3 |
High Levelの期間トリガ有効 |
露光モード |
exp-mode |
1 |
外部同期(トリガ幅同期) |
トリガモード |
trg-mode |
1 |
トリガ有効 |
TeraTermの場合、以下コマンドを実行して下さい。
trg-selector 5 OK> trg-source 64 OK> trg-activation 3 OK> exp-mode 1 OK> trg-mode 1 OK> |
カメラ設定ツールの場合、以下の設定をして下さい。
『Cycle(usec)』でCC信号の周期(フレームレート)を設定する事が可能です。
(1)ライン撮像開始トリガ/内部露光
カメラがLine0信号に同期して撮像する為のトリガ設定を示します。
指定した時間、露光を行います
設定項目 |
コマンド |
設定値 |
概要 |
トリガセレクタ |
trg-selector |
9 |
LineStartトリガ |
トリガソース |
trg-source |
32 |
Line0信号 |
トリガアクティベーション |
trg-activation |
0 |
信号の立ち上がりでトリガ有効 |
露光モード |
exp-mode |
0 |
内部露光 |
トリガモード |
trg-mode |
1 |
トリガ有効 |
TeraTermの場合、以下コマンドを実行して下さい。
trg-selector 9 OK> trg-source 32 OK> trg-activation 0 OK> exp-mode 0 OK> trg-mode 1 OK> |
(2)ライン撮像開始トリガ/外部露光
カメラがLine0信号に同期して撮像する為のトリガ設定を示します。
露光を行います
設定項目 |
コマンド |
設定値 |
概要 |
トリガセレクタ |
trg-selector |
9 |
LineStartトリガ |
トリガソース |
trg-source |
32 |
Line0信号 |
トリガアクティベーション |
trg-activation |
3 |
High Levelの期間トリガ有効 |
露光モード |
exp-mode |
1 |
外部同期(トリガ幅同期) |
トリガモード |
trg-mode |
1 |
トリガ有効 |
TeraTermの場合、以下コマンドを実行して下さい。
trg-selector 9 OK> trg-source 32 OK> trg-activation 3 OK> exp-mode 1 OK> trg-mode 1 OK> |
カメラ設定ツールの場合、以下の設定をして下さい。
(1)露光開始トリガ/内部露光
指定した時間で露光を行います
※カメラ側の設定
設定項目 |
コマンド |
設定値 |
概要 |
トリガセレクタ |
trg-selector |
9 |
LineStartトリガ |
トリガソース |
trg-source |
64 |
CC1信号 |
トリガアクティベーション |
trg-activation |
0 |
信号の立ち上がりでトリガ有効 |
露光モード |
exp-mode |
0 |
内部露光 |
トリガモード |
trg-mode |
1 |
トリガ有効 |
TeraTermの場合、以下コマンドを実行して下さい。
trg-selector 9 OK> trg-source 64 OK> trg-activation 0 OK> exp-mode 0 OK> trg-mode 1 OK> |
※ボード側の設定
ボード側の設定は、 AIP Toolより『Setup』ボタンを選択後、『Cycle(usec)』でCC信号の周期
を設定する事が可能です。
(2)露光開始トリガ/外部露光
※撮像タイミングはCC信号に同期し、またカメラの露光時間はCCがHighの期間に
露光を行います
設定項目 |
コマンド |
設定値 |
概要 |
トリガセレクタ |
trg-selector |
9 |
LineStartトリガ |
トリガソース |
trg-source |
64 |
CC1信号 |
トリガアクティベーション |
trg-activation |
3 |
High Levelの期間トリガ有効 |
露光モード |
exp-mode |
1 |
外部同期(トリガ幅同期) |
トリガモード |
trg-mode |
1 |
トリガ有効 |
trg-sekector 9 OK> trg-source 64 OK> trg-activation 3 OK> exp-mode 1 OK> trg-mode 1 OK> |
カメラ設定ツールの場合、以下の設定をして下さい。
※ボード側の設定
『Cycle(usec)』でCC信号の周期を設定する事が可能です
※本設定は必須ではありません。必要に応じ設定してください。
Line信号をトリガ入力信号として使用する場合、使用環境などにより、Line信号にノイズがのる場合があります。
Line信号にノイズをフィルタする時間を以下方法を以下に記載します。
設定項目 |
コマンド |
信号セレクタ |
Hightノイズフィルタ |
Lowノイズフィルタ |
ノイズフィルタ |
dnf |
0:Line0 |
0~65535[us] |
0~65535[us] |
TeraTermの場合、以下コマンドを実行して下さい。
dnf 0 1234 5678 OK> |
カメラ設定ツールの場合、以下の設定をして下さい。
8. カメラパラメータの保存
TeraTermの場合、以下コマンドを実行して下さい。
save 1 boot 1 |
カメラ設定ツールの場合、以下の手順で設定して下さい。
① 保存するセレクタを選択します
② Saveボタンを押すことで、現在のカメラの設定内容が保存されます
③ ①のセレクタで指定した値と同じ値に設定します
③の設定で以降のカメラ電源投入時には、ここで保存した設定でカメラは起動します。
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