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ご使用の機種にもよりますが、ラインセンサに対して露光制御信号(CL:CC信号/CXP:トリガパケット)を一定期間入力されないと、センサICのリセット動作が行われない場合があります。その場合、以下画像のような輝度値が飽和した画像データが出力されます。
モノクロカメラの場合 |
カラーカメラの場合 |
輝度値が不定の場合 |
TDIカメラの場合 |
<AcapLib2の関数を使用して設定する>
設定IDのACL_Y_DELAYを使用して以下のように記述します。
※ボードオープン、初期化、エラー処理は省略します。
int nYDelay = 1;
//Yディレイの設定
AcapSetInfo(hDev, nCH, ACL_Y_DELAY, -1, nYDelay);
//設定の反映
AcapReflectParam( hDev, nCh);
<AIPToolで設定する>
AIPTool起動後、Setupボタンで設定画面を表示します。
次にY Delayの値を設定します。
最後に設定画面下部のApplyボタンをクリックしてください。
<TransFlyerの関数を使用して設定する>
SetValueとOffsetYを使用して以下のように記述します。
※ボードオープン、初期化、エラー処理は省略します。
ITraAcqGrabber* grabber = 0;
int nOffsetY = 1;
//ボード側のオフセットYの値を変更する
grabber.SetValue("OffsetY", nOffsetY);
<TSightで設定する>
TSightを起動後、画面右側の[a] ImageFormatControlを開きます。
次にOffsetYの右側にあるボタンをクリックします。
設定入力画面が表示されますので、設定値を入力してから閉じてください。
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