ベイヤーカメラは、Rawデータといわれるモノクロの画像データを出力します。
Rawデータはベイヤー配列というRGBの並びをデータで保持しているため、
ベイヤー変換を行わずに画像表示を行うと、市松模様や上下で輝度値が異なる画像が表示されます。
また、表示倍率によっては顕著に市松模様が現れる場合もあります。
カラー画像にするためには、ベイヤー変換(デモザイク処理やRaw現像とも言います)を行う必要があります。
AIPToolでベイヤーカメラを撮像する場合、
以下のリンク先に技術資料がございますのでこちらをご活用ください。
カメラ接続のためのボード設定方法(ベイヤーカメラ編)-AIPToolを使ってベイヤーカメラで撮像をしよう-
なお、SDK-AcapLib2をインストールすると
以下ディレクトリにベイヤー変換を行うサンプルがございますのでこちらもご活用ください。
○サンプルプログラム格納場所
[Cドライブ(システムドライブ)] - [AVALDATA] - [SDK-AcapLib2] - [Sample] - [VC++] - [Bayer]
※上記のサンプルはAcapIPLを使用しています。
AcapIPLにつきましては、以下ディレクトリに「AcapIPL Library Manual」がございますのでそちらをご確認ください。
○「AcapIPL Library Manual」格納場所
[Cドライブ(システムドライブ)] - [AVALDATA] - [SDK-AcapLib2] - [Doc] - [2_Software] - [2_Library]