Windows起動時に、以下条件であれば給電が行われます。
・ボードとPoCLカメラがPoCL対応カメラリンク対応ケーブルで接続されていること。(※1)
・ボードのジャンパ設定が正しく設定されていること。
・ボードのStatusタブのAuto Power-On at System Start(※2)にチェックが付いていること。
※1
Windows起動中にカメラリンクケーブルを挿抜した場合、電源は再投入されません。※2 デバイスマネージャ->AVALDATA APX-33xx(Image Capture Module)を右クリック->プロパティより確認できます。
また、「
Auto Power-On at System Start」が表示されていない場合は、ご使用されているSDK-AcapLib2のバージョンが古いです。
古いSDK-AcapLib2をアンインストールしてから、最新版のSDK-AcapLib2をインストールしてください。
最新版のSDK-AcapLib2は以下リンク先より入手してください。
https://www.avaldata.co.jp/support/download/software
また、PoCLカメラに電源を手動で投入する場合、以下の3つの方法で給電が可能です。
方法1:ボードのStatusタブよりON/OFFをクリックする。
Statusタブは、デバイスマネージャ->AVALDATA APX-33xx(Image Capture Module)を右クリック->プロパティ
より表示ができます。
方法2:AIPToolのPoCLボタンをクリックする。
AIPTool起動後、各チャンネルウィンドウ上部のPoCLボタンをクリックすることで給電開始します。
方法3:AcapLib2の関数を使用して給電を行う。
AcapSetInfo関数と設定IDのCAM_CH, ACL_POWER_SUPPLYを使用して給電を行います。
ソースコード例:
//給電を開始する
AcapSetInfo( hDevice, CAM_CH, ACL_POWER_SUPPLY, 3000, 1 );