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ID:509
作成日: 2025/04/11

Contact Image Sensor(CISセンサー)を使用してAIPToolで撮像を行いたい。CISセンサーには、マスターポートとスレーブポートが存在するが、AIPToolはどのように設定すればよいか?

カテゴリ    SDK-AcapLib2  AIPTool  
対象製品 全てのカメラリンク対応ボード CoaXPressボード 

Contact Image Sensor(以下CISセンサー)は、機種によってマスターポートだけではなくスレーブポートの接続が必要な機種があります。

このような機種では、マスターポートを接続しているチャンネルと、スレーブポートを接続しているチャンネルでAIPToolの設定が異なります。

以下にその手順及び設定例を記載します。なお、事前準備としてカメラをボードからの露光制御信号(CC信号/トリガパケット)に同期して露光開始するモード(※)に設定してください。

※カメラメーカーによって設定項目名が異なります。詳細につきましては各カメラメーカーにご確認ください。


手順1:ボードの設定
AIPToolのSetupより以下の設定を行って下さい。

AIPTool設定個所 マスターポート接続側 スレーブポート接続側
Step1
Y Size 任意の値を設定します。 マスターポートのY Sizeと同じ設定にします。
Total Y Size マスターポートのY Sizeと同じ設定にします。 マスターポートのY Sizeと同じ設定にします。
Captyure Timeout 任意の値に設定します。手動で操作するため長めの値を設定します。
※Captyure Timeoutが短いとタイムアウトエラーとなります。
Step3
Use the CC? Yes No
Exposure 任意の値を設定します。ただしCycleより小さい値を設定してください。 Use the CC?がNoのため設定不要です。
Cycle 任意の値を設定します。
CC Stop チェックを付けます(有効)
Sync LT チェックを外します(無効)
Sync Ch 0(無効)
Step4
Use the
External Trigger?
外部トリガを使用する場合は、任意のトリガの種類を選択します。 No
Step5
Use the
Encoder?
 エンコーダを使用する場合は、Yesを選択します。 No


手順2:撮像を行う

スレーブポート接続側からSnap又はGrabをクリックして撮像を行います。
次に、マスターポート接続側のSnap又はGrabをクリックして撮像を行います。

撮像開始

マスターポート接続側から撮像を行ってしまうと、マスターポートとスレーブポートの同期撮像ができませんのでご注意ください。
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