CoaXPress対応カメラの設定は、AcapLib2の関数またはAIPToolを使用してカメラの設定変更を行うことができます。
[方法1]AcapLib2の各関数を使用してカメラの設定コマンドをカメラに送信します。
AcapLib2は以下の関数を用意していますので、これらを使用します。
関数名 |
概要 |
AcapSerialOpen |
指定チャンネルに接続されているカメラのオープンを行います。 |
AcapSerialClose |
指定チャンネルに接続されているカメラのクローズを行います。 |
AcapSerialWrite |
指定した文字コードでコマンドの送信を行います。 |
AcapSerialRead |
シリアルコマンドの受診を行います。 |
※関数の詳細は「SDK-AcapLib2 Library Manual for Windows」を参照してください。
※AcapSerialWrite、AcapSerialRead関数コール後に設定の反映(AcapReflectParam関数)は不要です。
以下、サンプルソースとなります。
使用例(Widthの設定と取得)
// オープン
AcapSerialOpen( hDev, 1);
// Width の設定(1024 に設定)
AcapSerialWrite( hDev, 1, TRUE, “Width 1024”, “GenICam”, NULL);
// Width の取得コマンド発行
AcapSerialWrite( hDev, 1, TRUE, “Width”, “GenICam”, NULL);
// Width の取得
AcapSerialRead( hDev, 1, TRUE, 3000, 64, NULL, buffer, &nByte );
printf(“%s\n”, buffer); // 1024
// クローズ
AcapSerialClose( hDev, 1);
|
使用例(Executeコマンドの発行) ※AcapSerialOpenとAcapSrialCloseは省略します
// Acquisition Start
AcapSerialWrite( hDev, 1, TRUE, “AcquisitionStart Execute”, “GenICam”, NULL);
|
[方法2]AIPToolを使用してコマンドをカメラに送信する。
AIPToolのGenICamウィンドウより、カメラコマンドを送信することが可能です。
詳細は以下リンク先を参照ください。
AIPToolでカメラリンク対応カメラやCoaXPress対応カメラの設定変更を行うことはできますか?