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ID:402
作成日: 2023/07/19

コールバック関数やAIPToolでバッファオーバーフロー(ACL_INT_OVERFLOW)が発生します。対処方法を教えて下さい。

カテゴリ SDK-AcapLib2  AIPTool  
対象製品 APX-3302シリーズ  APX-3323シリーズ  APX-3324シリーズ  APX-3326シリーズ 

リングバッファ数が足りない場合に、画像データの上書きが発生するとバッファオーバーフロー(ACL_INT_OVERFLOW)が発生します。

その他にも以下要因でバッファオーバーフローが発生します。

  1. コールバック関数内で、撮像画像の描画や画像処理など時間がかかる処理を行っている。
  2. フレームレートやラインレートが早いカメラを使用している。
  3. バッファ数(設定ID:ACL_MEM_NUM)が極端に少ない。
  4. CPU負荷がかかっている。


そのためバッファオーバーフローが発生した場合は、以下の対策をお試しください。

  1. コールバック関数内で時間のかかる処理を別スレッドで処理させる。
  2. フレームレートやラインレートを落とす。
  3. 設定IDのACL_MEM_NUMでバッファ数を増やす。
  4. CPU負荷を軽減する。

※バッファオーバーフローが発生している状態で撮像停止後、再度撮像開始してもすぐにバッファオーバーフローが発生するため、上記の対策を行った後に撮像を開始してください。



※AIPToolで同様の現象が発生した場合は、以下のように[Buffer Overflow]と表示されます。

AIPToolでBufferOverflowが発生



その場合は、Setup画面より以下の「Mem Num」の値を増やしてから取り込みを行ってください。

バッファ数の設定

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