AIPToolのExposure(※1)やAcapLib2設定IDのACL_EXPOSUREは、
ボードから出力されるCC信号のパルス幅を変更する機能です。
ExposureやACL_EXPOSUREの設定値を変更しても露光時間が変わらない場合、
カメラの露光モードが以下に設定されていることが考えられます。
・カメラの設定がフリーラン(自走)に設定されている。
・カメラ側で露光時間を決める露光制御モードに設定されている。
この問題を改善するためには、以下の図のようにカメラ側の露光モードを
CC信号のパルス幅を露光時間とする設定(※2)に切り替えてください。
※1 exposureやCC信号の詳細、トラブル事例については以下リンク先を参照ください。
※2 カメラメーカーによって露光モードの名称は異なります。
具体的にはパルス幅露光、パルス幅トリガーシャッタモード、パルス幅モードなどと呼ばれます。
また、カメラの露光モードを変更する方法については、各カメラメーカーにご確認ください。