AcapSetInfoの第四引数(nMemNum)を0以上の値にした場合、設定値がボードに即時反映されます。このとき設定項目の依存関係をチェックするため、全ての項目に対して初期化が発生し、AcapSetInfo関数の処理に時間がかかります。
また、バッファ関連の初期化も行われるため、撮像サイズが大きければ大きいほど、メモリ面数が多ければ多いほど初期化に時間がかかります。
そのため、AcapSetInfo関数では仮の設定を行い、最後に一度だけAcapReflectParam関数でボードへ設定の反映を行ってください。
以下、AcapSetInfoとAcapReflectParamを使用したサンプルプログラムとなります。
※エラー処理は省略します。
◆ サンプルプログラム
//CC信号の出力周期を500usecに設定する(仮設定)
AcapSetInfo(hDev, nCh, ACL_EXP_CYCLE, -1, 500);
//CC信号のパルス幅を100usecに設定する(仮設定)
AcapSetInfo(hDev, nCh, ACL_EXPOSURE, -1, 100);
//AcapReflectParam関数でボードへ設定値の反映を行います
AcapReflectParam(hDev, nCh);
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