エンコーダを用いた撮像では、
・使用するカメラの種類(エリア/ライン/TDI)
・外部トリガの有無
・搬送方向やパルス設定
など、装置構成や撮像方式に応じて設定内容が変わります。
そのため、一律に共通の設定手順をご案内することが難しく、
AIPToolのウィザード機能(※1、※2)をご利用いただくことで、装置に応じた設定が可能となります。
※1 ウィザードで設定した内容は、Step5 Encoder Setup の各項目に反映されます。
※2 AIPTool Ver.2.1.0以上をご使用ください。
ウィザードの起動方法は以下となります。
またウィザードの設定手順は以下となります。
◆Step1
使用するカメラの種類を選択します。(エリア/ライン/TDI)
◆Step2
エンコーダのパルスカウンタの扱いを選択します。
・No Reset Encoder Counter:現在のエンコーダカウンタ値を保持します。
・Reset Encoder Counter:SamplingPointごとにエンコーダカウンタ値を0にリセットします。
◆Step3
エンコーダに関する次の項目を設定します。
・出力相:AB相/A相
・回転方向:CW/CCW
・Z相の使用:未使用/使用
※Step2で
No Reset Encoder Counterを選択した場合、出力相は
AB相固定になります。
※出力相に
A相を選択した場合、回転方向は
CW固定になります。
◆Step4
エンコーダのパルスカウントを開始するタイミングを設定します。
・No External Trigger(外部トリガ未使用):撮像開始後、すぐにカウントを開始します。
・Use External Trigger(外部トリガ使用):
撮像開始後、外部トリガが入力されたタイミングからカウントを開始します。
◆Step5
外部トリガの設定を行います。
(※Step4で No External Trigger を選択した場合、この Step はスキップされます)
・外部トリガの種類:TTL/Diff/Photo
・外部トリガの入力回数:Once/Multiple Times
- Once:外部トリガを入力後、連続して撮像する。
- Multiple Times:指定したライン数(Y Size)を撮像する度、外部トリガの入力を待ちます。
※Step1でカメラ種類を
エリアにした場合、外部トリガの入力回数は
Once固定となります。
◆Step6
搬送速度に応じて適切な撮像分解能(Scan Rate)を決定するため、以下のパラメータを設定します。
・Work Speed:被写体の搬送速度を設定します。
・Scan Resolution:撮像分解能を設定します。
・Micrometer Per Encoder 1Pulse:エンコーダの1パルスあたりの移動距離を設定します。
・Division Ratio(Sampling Interval):エンコーダパルスの間引き設定(撮像分解能を調整するための項目)をします。
※
Scan Resolutionまたは
Micrometer Per Encoder 1Pulseを設定すると
自動的に
Division Ratioが計算されます。
◆Step7
撮像を開始するタイミングを決めるため、エンコーダのカウント値(
Starting Point)を設定します。
・Capture Delay・・・画像入力開始までの距離が表示されます(Starting Pointから自動計算)。
・Starting Point・・・撮像開始までのエンコーダのカウント値を設定します。
※
Reset Encoder Counter選択時:設定可能範囲 0 ~ 2147483647
No Reset Encoder Counter選択時:設定可能範囲 1 ~ 2147483647
全ての項目を設定後、「OK」をクリックしてください。
「Step5 - Encoder Setup」に設定が反映されます。
なお、エンコーダを使用した撮像のポイントをまとめた解説ページもございます。
こちらもあわせてご活用ください。