タイムアウトの値は以下の方法で設定が可能です。
設定方法 |
関数名/設定ID/iniファイルパラメータ |
設定値 |
AcapLib2の関数 |
AcapSetExternalTrigger |
第5引数ulTimeoutでタイムアウト時間を設定 設定値:1~4,294,967,295(単位:ms)
|
AcapLib2の設定ID |
ACL_TIME_OUT |
設定値(単位:ms) |
説明 |
0 |
待機なし |
-1(0xFFFF FFFF) |
タイムアウトなし |
上記以外 |
タイムアウト時間 |
|
iniファイルパラメータ |
USER_TIMEOUT1 |
※これらのデフォルト設定は3000msとなります。
またタイムアウトの時間計測が開始するタイミングは、以下の関数よってタイミングが異なります。
[AcapGrabStart/AcapGrabStop(画像入力開始/停止)][AcapRegistCallback/AcapRegistCallbackEx(コールバック関数(拡張関数)の登録)]
[AcapGrabStart/AcapGrabStop(画像入力開始/画像入力停止)]
AcapGrabStart・・・関数を実行した時点からタイムアウトの時間測定が開始
AcapGrabStop・・・関数を実行した時点からタイムアウトの時間測定が開始 (尚、AcapGrabStartのタイムアウト時間はリセットされます。)
また、AcapGrabStartの第三引数(nInputNum)に指定する値によりタイムアウトの動作が異なります。
※nInputNumの内容につきましては、
「SDK-AcapLib2 Library Manual for Windows(OM15018*).pdf」の「AcapGrabStart(画像入力開始)」「AcapGrabStop(画像入力停止)」をご参照ください。
[AcapRegistCallback/AcapRegistCallbackEx(コールバック関数(拡張関数)の登録)]
AcapGrabStart関数が呼ばれた時点からタイムアウトの時間計測が開始します。
時間計測は以下の何れかの要因が発生するとリセットされます。
dwEventMask |
概要 |
ACL_INT_GRABSTART |
入力開始割り込み |
ACL_INT_FRAMEEND |
フレーム確定割り込み |
ACL_INT_GRABEND |
画像入力終了割込み |
ACL_INT_GPIN |
GPIN割り込み |