露光制御信号とは、ボードからカメラの露光を制御するための同期信号です。
この信号により、カメラの露光タイミングや撮像間隔を調整することができます。
ボードでは、以下の露光制御信号の設定が可能です。
- 露光時間:カメラが露光する時間の長さ
- 露光周期:カメラに露光制御信号を入力する間隔
- 信号の極性:信号を正論理または負論理に指定可能
※露光周期は露光時間より長く指定する必要があります。※カメラの仕様により、受け付けられる露光周期が異なります。以下は露光制御信号のイメージとなります。
露光制御信号の役割は、以下になります。
- カメラの撮像開始タイミングを制御・・・ボードに同期して撮像を開始します。
- カメラの撮像間隔を制御・・・カメラが撮像する間隔をボード側で設定します。
- カメラの露光時間を制御・・・カメラが露光する時間をボード側で設定します。
具体的な露光制御信号の使用例を以下の構成例を用いて説明します。
[構成例]

上記の構成の場合、以下の順番で撮像が行われます。
1.被写体がセンサーを通過
2.センサーからボードに外部トリガー(TTL信号等)が入力
3.外部トリガを受けたボードはカメラに対して露光制御信号を出力
4.露光制御信号を受けたカメラは露光を開始し、撮像したデータをボードに出力
もし、ここでセンサー(外部トリガ)を用いたとしても、 カメラがフリーラン(露光制御信号を使用しないで自走するモード)で動作していた場合、 各フレームの撮像タイミングを制御できないため、以下の図のように撮像位置がバラバラになります。 このような問題を避けるため、露光制御信号(同期信号)が必要になります。
露光制御信号を使用して撮像を行う方法に関しては以下のFAQをご参考ください。
TSightで露光制御信号(トリガパケット)に同期してカメラの露光を開始させたいです。TSightはどのように設定を行えばいいですか?